横田マタニティーホスピタル マムケア(産後ケア)

Yokota mom careヨコタ マムケア

横田マタニティーホスピタル
院長 横田 英巳

当院では、病室の空き部屋を利用し、育児不安の母子などに向けて退院後の育児相談や休息などのケア、いわゆる産後ケアを2019年4月よりスタートさせました。その後、国でも退院後の母子を支援する動きとなり、それを受けて自治体が病院などの施設と契約し宿泊型、デイサービス型、訪問型で産後ケアを提供し始めました。

当院でのスタート当初は、産後ケア利用経験のある方が身近にいないのはもちろん、産後ケアという言葉すらほとんど知られていませんでした。
最近ではかなり産後ケアについて認知されてきて、当院での利用者も大幅に増えてきました。その一方で、空き病室も限られているため、希望どおりにご利用いただいけなかったり一時的に予約の受付を制限したりと、ご迷惑をお掛けしてしまう状況も出てきました。
そこで、産後ケアを今回拡充して体制を整え“ Yokota mom care ”(ヨコタ マムケア)として産後のママをさらに応援できるようケアを提供します。

産後ケアの必要性

助産師長 公認心理師
産後ケアマネージャー
佐藤 里恵子

産後6〜8週間は、ママにとって心身の回復に大切な時期です。その時期にサポートもなく一人で家事、育児におわれ、食事の時間や休息も取れず回復どころか疲れきってしまうケースや、里帰りをしても実母や義母も仕事で結局一人で家事と育児をしていかなければならないケースをよく聞きます。
また、この時期はホルモンの急激な変化によってママも精神不安定になりやすく、産後うつや育児不安などから、育児に自信を持ってすすめられないことがあります。
当院の産後ケアとは心身の回復のための大切な時期、精神不安定になりやすい時期に育児指導、育児相談、栄養、休息、リラクゼーションをおこない、ママが自信をもって育児をスタートできるようサポートしていくケアです。
産後ケアは公認心理師の資格を持つ助産師が支援に当たりますが看護師や保育士、美容スタッフや産後ケアスタッフなどいろいろなスタッフがサポートさせていただきます。
当院では、安心できる個室を用意し、個人のニーズによってケアプランをたてています。

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